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停電
出先の社長から昼前に宅電に電話がありました。
「工場が停電しているという電話があったので見に行ってもらえませんか」
「行きますので」と言うと社長が
「今どこにいるのですか?」「家です宅電にかかっていますよ」
「ああそうか」と言いました。社長も慌てています。
家を出て信号で止まったので工場の担当者に
「私が行くまでキュービクルの扉を開けないで下さい」と連絡を入れました。
「開けません」と返事が返ってきました。
昼休み中に工場に着くと ”あれ電気が着いています”
担当者の方が来て「一度停電して5分ぐらいして復電して再度3分ぐらい停電して、
また今ついています」と言われました。「昼からまた停電したらどうしようかと思って」と心配しています。
配電盤の所に二人で行きました。
私が「誰かがあなたの知らない時にスイッチを切ったのでは」と言うと
そんなことするわけないやろという顔をして、「それはないです」と言われました。
「それじゃ電力会社の停電では」というと ハッ となって 「そうかも」 と言われました。
「構内柱を見て電力会社にも聞いてみます」と言ってそこを出ました。
構内柱のSOGは、投入状態で他に異常もありません。
電力会社に電話すると「変電所の開閉器の所に鳥が来て先のような停電が起こりました」とのことでした。会社の担当者の方にその旨説明して会社を後にしました。
帰り道に我々の仕事は、呼び出されたとき2時間以内に現場に行くことに
なっています。しかし今回のような場合、会社の担当者の方にとっては、2時間は長いです。
会社の担当者の方にSOGの制御ボックスを開けて見てもらって。
1、電源ランプが切れているだけ。
2、電源ランプが切れていてG動作、またはSO動作のターゲットが出ている。
のいずれかがわかれば今日のような問題は、ほぼ解決します。
しかしSOGの制御ボックスが脚立を持ってきて、見ることのできる位置になければなりません。(電力計のすぐ上ぐらい)あまり高いと危険です。
SOGの制御ボックスの位置は、お客さんにとっても大切です。
道路横断をして引っ込みしていると ”え” と思うぐらい高いです。
これらを考えながらSOGの制御ボックスの位置も決めてほしいです。
(必要なら鍵をかけるようにすればいいのです。と同時にお客さんにSOGの引き紐は、引いてもらっては困ります。とお願いしておく必要はあります)