基幹給電制御所

 

先日、研修会で基幹給電制御所を見学させていただきました。

電力管内の500KV、275KV送電の管理をする部門です。

 

壁いっぱいのグラフィクパネルに管内全域の発電所、開閉所、送電線が表示

されています。

送電する電力量の大、小に応じて送電ルートを切り替え効率よく安全になる

ように送電ルートを選定します。

送電線に流れている電流は、グラフィクパネルに表示されます「万A」の

単位です。

 

グラフィクパネルの横に雨雲レーダーの表示パネルと雷警報が表示される

ようになっています。

雷が近ずくと落雷が発生しても被害が少なくなるように送電ルートを

切り替えるのだそうです。

 

近代的な電力制御システムと雷の取り合わせが何とも不思議です。

切り替え操作をされる時に操作員の方は「桑原桑原桑原」とおまじないを

されるのでしょうか?